参考にならないかもしれないけど、愛のあるデッキなので紹介します。

【ブルームーンってどんなデッキ?】
血染めの月が入った青赤のソフトロック内蔵のコントロールデッキ。
デッキに必要なパーツは血染めの月というデッキによっては出されて5秒で即投了だったり、自分の首をソフトロックするだけの死に札になったりするカードのみ。
あとはフリースロットという個性が思いっきり出るデッキです。
特にフィニッシャーやクロッカーに何を採用するかで戦術が大きく変わるため、入ってくるカードの枚数がかなり変わるため、調整をしてるだけで無限に時間を消費します。
今回はブルームーンで重要なカード、そしてフィニッシャーにオススメ、もしくは私が採用したカードとどう調整していくかを書きたいと思います。

【ブルームーンで重要なカード】
・血染めの月
デッキの核。…と思うけど、実際は入れても3枚。大体2枚のレシピが多い。
絶対引かないといけない訳でもないし、2枚目以降は基本無駄のため枚数は控えめ。
0枚でブルームーンって見た時は流石に戦慄した。

・稲妻
無いと話にならない。4枚。

・血清の幻視
モダンの基本の軽量ドロー。思案、定業が討ち死にしたため、当主の座についた。
場合によっては選択の方が優先される場合もあるし、ナーセットが出てきたため手練を優先してもいいのかなって思う。

・瞬唱の魔道士
9割は4枚入るカード。解説いる?

・削剥
クリーチャー除去+アーティファクト破壊。
メインに入れても腐りにくいアーティファクトメタ。
枚数を多く採用するわけじゃないけど、いぶし銀の活躍を見せる。

・否定の力
モダンホライゾンで出てきた超新星。否認のピッチスペル版。
通称モダン版force of will。
willと違って自分のターンではピッチで撃てないが、素撃ちも楽な3マナでピッチで撃ってもライフは減らない。何げに打ち消した呪文は追放される。
レガシーでも1枚だけ採用ってのをよく見る。
コントロールがメインで大きいアクションを起こしやすくなった。
これが出たのはかなり大きい。
でもホガークの方が影響は大きかった。

・マグマの陥没孔
モダンホライゾンで収録した探査付きダメージ系除去。
公開時、全ブルームーン使いが泣いた。
青赤ってカラーはタフネス4がゲロキツイ、タフネス5は無理とされてきた。
過去にもあるにはあったけど、ソーサリーだったりマナが重かったりで積極的に採用しづらいところがあった。
でもこいつならインスタントだし探査あるから積極的に採用出来る(2枚程度)

・精神を刻む者、ジェイス
2枚は欲しいなと個人的には思う。モダンの環境的に出すの難しいけど、維持するとほぼ勝てるし、月→ジェイスは相手がほぼ投了してくれる。

・謎めいた命令
パワーカード。
ほとんどの場合、カウンター+1ドローで使う事が多いが、ほかのモードも強く、相手のクリーチャーを全部タップ、パーマネントをバウンスと汎用性が高い。
メインから入っててエンチャントに触れる唯一のカード。

【ブルームーンのフィニッシャー、クロッカー】
・氷の中の存在
ブルームーンで1番採用率が高いフィニッシャー。通称「中野くん」
元ネタ知らずに使ってる人も多いと思うので調べる事をオススメします。
序盤は高タフネスの壁、裏返ったら3パンで相手を殺すパワーアタッカーです。
裏返った時に誘発する能力も強力なので、選択などの軽量スペルで相手ターン中に裏返り、ダメージを防ぎつつ一転攻勢も狙えます。
中野くんをフィニッシャーに据える場合、軽量ドローを多めに入れるよう意識して、カウンターでコントロールするより、除去多めのボードコントロール気味にするのがいいかもしれないですね。

・ヴェンディリオン三人衆
3人はどういう集まりなんだっけ?
言わずと知れた3マナ3点飛行クロッカー。相手のハンドを覗き見し、危険なカードをボトムに送れるおまけ付き。ちなみにこのおまけは自分にも使えて、ルーターがわりに使う事も出来る。後述のコンボ採用してる場合でも1枚だけ採用されてる場合もある。
伝説のクリーチャーのため、2枚目以降は「敏捷な静電術師」を採用してもいいかなと思ってます。

・若き紅蓮術師+戦慄衆の秘儀術師
瞬唱と合わせてレガシー2マナ四天王のうち3種類も使えるんやで!
この組み合わせはハマると止まらないです。手札は減らないしクリーチャーは無限に湧いてくるなんてこともよくあります。
基本的には秘儀術師を出し、その後パイロマンサーを出していく方が強いです。
中野くん同様、重めのスペルよりは軽めのドローや除去を採用した方がいいかなと思います。中野くんの時には採用しづらい「祖先の幻視」を積極的に採用したいですね。あとは除去から身を守る呪文貫きや否定の力も気持ち多めに採用してもいいかもしれないですね。

・パルン、ニヴ=ミゼット
対コントロール用最終兵器。プレインズウォーカー以外には強い。
重すぎるので、1枚か2枚。重コントロールが好きな方にはオススメ。
打ち消されないので場にはほぼ必ず出ます。維持できれ制圧力は抜群です。
ニヴ様が出るまで自由行動なので、ジェイスや謎めいた命令などの枚数を多めに採用しても良いかもですね。

・弾けるドレイク
状況次第では一撃で相手を殺す可能性を秘めたフィニッシャー。
出た時のチップドローも嬉しいですね。
瞬速はついてないので展開する場合は気をつけないといけません。
モダンという環境で4マナ圏でタップアウトするのはかなりのリスクを伴います。
あと色拘束は気をつけないといけません。
デッキの構成は気をつける所はそこまで無いかと思います。
墓地だけじゃなく、追放領域も参照するため、探査しても問題無くパワーは上がりますからね。

・やっかい児or詐欺師の総督+鏡割りのキキジキ
通称キキジキコンボ。決まると無限にコピートークンが出て相手を即死させます。
禁止である欠片の双子とは違いやっかい児を多めに入れるといいと思います。
理由としては、キキジキ自体が5マナと重い上、色拘束も赤トリプルとキツイ。
フェッチを切る場合は注意が必要です。
そのため枚数を多く入れたくなく、クロックで勝たなければいけないことも多いです。
しかしながら劣勢であっても揃えば一撃で相手を殺す事が出来るのは気持ちを幾分か楽にしてくれるし、かつ相手からしたらケアし続けなければならないというプレッシャーがあるため相手の行動を制限するなんて事もまぁまぁあります。
デッキ構成をする際は電解や差し戻し、謎めいた命令の様なチップドローのあるカードを多めに採用してコンボパーツを揃えやすいようにすると良いと思います。

・裂け目の突破+引き裂かれし永劫、エムラクール
エムラブリーチという有名なコンボ。
一撃で15点入るので相手は死ぬか、死ななくてもライフは風前の灯火な上、滅殺6で盤面は崩壊。実質決まれば勝ちという凶悪コンボ。
前述のキキジキコンボと同じく、デッキを回すためのカードを多く採用した方がいいと思います。
キキジキコンボよりも優れた点はコンボ中の邪魔が入りにくい点。裂け目の突破が通れば、エムラクールはプロテクション(有色の呪文)があるため、ほぼダメージは通るでしょう。
あとはライブラリーアウトを狙うデッキに耐性がある所でしょうか。
まぁ歴戦のLO使いはそこばっちりケアして殺しにきますが。
キキジキコンボより悪い点はコンボが揃わない限りそのカードは何もしない点、ごく稀ですが無限ライフされた場合に勝ちきれない可能性が出る点です。

・フェアリー採用型
呪文詰まりのスプライトやウーナの末裔、霧縛りの徒党を採用したタイプ。
やっかい児を数枚、鏡割りのキキジキを1枚採用してタッチでキキジキコンボを使えるようにした物を作った事があります。
霧縛りの徒党をキキジキでコピーすると相手の邪魔がない限りマナをロックし続けられます。
デッキ構成はクリーチャーが多めになるのでどうしてもスペルは少なくなります。
ジェイスはサイドから、ドローも少なめで直接火力を多めにして使ってました。
青黒フェアリーを素直に使った方が強い?
その通り!(児玉清並感)

他にも永遠神ケフネトや今回出たムー・ヤンリン、灯争大戦のラルを使った無限コピー内蔵など、様々な構成が出来ると思います。
どう仕上げるかはその人次第で、楽しいって思える構成にすると愛着が湧くのではないかと思います。

夜勤が暇なので暇つぶしがてら長々と駄文を書かせていただきました。
ブルームーンは型は違えどモダンで1番使用頻度が高く愛着のあるデッキなので、これを読んでブルームーンを使ってみようって思ってくれたら嬉しいです。

最後に…青赤のカラーで安定して勝ちたいと思ったらイゼットフェニックスを使う事をオススメします。







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